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対処型顕在化と通訳パフォーマンス:通訳学習者の縦断研究
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DOI:
10.19923/j.cnki.fltr.2026.02.005
摘要
「対処型顕在化」とは、通訳過程において通訳者が処理上の困難に対処するために取る顕在化戦略を指し、使用目的により、時間を稼いで困難を解決する「解決型」と、発話の空白を埋めて困難を隠す「隠蔽型」の2種類に分類される。本研究は、62名の通訳学習者が通訳学習の第1学年の初めと終わりにおける対処型顕在化と通訳パフォーマンスを追跡調査し、以下のことを明らかにした。1)対処型顕在化の総頻度およびサブタイプ頻度は学習の進行に伴い減少した。2)隠蔽型サブタイプは両時点において通訳パフォーマンスに有意な負の影響を及ぼし、学年末においても頻繁にこの戦略を使用する学習者は同輩よりも通訳パフォーマンスが遅れていた。3)学年初の隠蔽型サブタイプ使用頻度は学年末の通訳パフォーマンスを有意に負に予測した。4)解決型サブタイプの使用頻度および対処型顕在化の総頻度はいずれの時点においても通訳パフォーマンスに有意な影響を与えず、学年初の使用頻度も学年末の通訳パフォーマンスの予測には寄与しなかった。
关键词
対処型顕在化;通訳戦略;通訳訓練;縦断研究
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