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翻訳と論争:清朝の使節劉錫鴻『英轺日記』の19世紀英語圏における翻訳伝播
Li Jiaqi
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DOI:
10.19326/j.cnki.2095-9257.2025.06.006
摘要
概要:清末の英国駐在副使劉錫鴻は長らく洋務運動に反対する保守的士大夫と見なされてきたが、この単純化された位置づけは学界で再考を促している。しかし、19世紀に英国外交部が劉錫鴻の『英轺日記』中の西洋商業製造批判を翻訳し、この翻訳版が英国やオーストラリアの新聞で議論を巻き起こしたことに注意を払った研究者はほとんどいない。当時、劉錫鴻は西洋文明を排斥する保守派と産業革命を批判する賢者というまったく対照的な二つのイメージに翻訳・紹介された。『英轺日記』の翻訳を再検討することは、19世紀の英語圏における中国知識の生成方法を考察する助けとなるだけでなく、中西交流の歴史的文脈の中で鉄道建設の主張の複雑性を明らかにする。
关键词
清末洋務;劉錫鴻;『英轺日記』;近代鉄道;華夷秩序観
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